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粘性土堤体におけるグラウト

約30年~40年前は老朽ため池の改修工法のひとつとしてグラウトは常識でした。

しかし、各地の老朽ため池改修工事において過去のグラウト工事の実態がわかるようになりました。

写真からわかるように粘性土堤体の場合、ボーリングした箇所のみにグラウトが注入されており、理論上の半径1mの円柱ができていません。

砂礫質の堤体の場合はそれなりに止水効果が確認できていますが、粘性土の場合の止水効果は疑問です。

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by rokyutameike | 2010-02-11 19:13 | グラウト | Comments(0)
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